Studio Blue

青い海、青い空、青い月、青い花、青い貝・・・

ダイバーのための魚類学講座

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

神奈川県立生命の星・地球博物館の『ダイバーのための魚類学講座』。
お魚博士の瀬能宏先生の公開講座です。

3年前に一度参加したことがありますが、
不馴れな作業にアワアワと終わってしまったことと、
すっかり忘れてしまったことから、1月の日曜日に参加してきました。

今回は楽しく講義も聞けたし、作業もできたかな。
といっても、相変わらず、顕微鏡は苦手・・・
視力のバランスが悪いせいもあるのか、なかなかピントがあわず、ふぅ~。

教材として、私はサクラダイ、連れはナガハナダイを扱いました。

講座の内容は、分類学

1日目は、一人一匹ずつ魚の標本を作り、標本写真を撮影。
魚の体の座学を受けて、鰭の名称、数え方、
その他の各部分の計数及び計測を学びます。

2日目は、自分の魚を、肉眼及び顕微鏡で、
計数的形質と計測的形質の観察を行い、記録をとり、
最後に調査した標本の特徴から、
いずれの魚に同定されるかを分類学図鑑にのっとり探します。

サクラダイは教材として分かりやすい魚でしたので、苦労なく!?
『以上の特徴をあわせ持つことにより、サクラダイ♂に同定された』
という結果になりましたが、『俺はハナダイが好きなんだ!』と言って、
自分だけ別の教材を選んだ連れは、苦労して同定できた様子(ふふっ!)。

この日の参加者はラッキーで、講座終了後に、
瀬能先生に博物館の裏をご案内いただき、感激!!

機能的で合理的な標本棚には、Leafy SeaDragonが♪
ハゼもたくさん、もうすぐ学名がつく魚やら、もうすごいのなんのって♪

象の骨や、貝類や鳥類や昆虫類などもたくさん!
ついたばかりのサメや、捕獲されて送られてきた熊の解体作業も見ちゃいました。

ボランティアの方が、魚類学データベースや標本作りに従事されていましたが、
私も家が近かったら、お手伝いしたいな。新幹線で行くのは・・・
いつか余裕ができたら、こういった活動にも参加できたらと思っています。

写真は:
・展鰭(てんき)完成の標本【ナガハナダイ】
・標本写真の撮影の様子
・私の標本【サクラダイ】
・ホルマリン容器へ【サクラダイ】
・計測がしやすく色をつけた標本【サクラダイ&ナガハナダイ】
・ボランティアの方たちが作業をしていた魚の一部
・卵を持っているかどうか観察用に置いてあったサクラダイ

瀬能先生、ありがとうございました!