Studio Blue

青い海、青い空、青い月、青い花、青い貝・・・

メイキング「劔岳 撮影の記」

2009年公開の映画「劔岳 点の記」のメイキングを観ました。

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映画劔岳 点の記」は、原作は新田次郎氏の山岳小説で、
名カメラマン木村大作氏が初監督として撮った大ヒット作品です。

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公開当時は仕事が深夜まで続くような状況だったので、
精神的余裕があまりなく、映画を見に行くという発想がなく、
この作品を映画館のスクリーンで観ておかなかったことが悔やまれます・・・。

元々の実話のインパクトもありますが、
大自然の映像が美しくそして圧巻で
挑戦する人々の姿の凛々しさが美しい映画です。

一方、メイキング映像で知れたのは、美しさの裏にはいかに厳しさがあったのか。
監督が準備段階でスタッフたちに「これは撮影ではなく苦行なんです。
撮影に行くと思っていると耐えられないと思います。」という発言を
されていましたが、この作品はとてつもない挑戦だったのだと理解出来ました。

明治時代の測量官の方たち、
映画製作に携わった方たち、
自分のミッションを極めるというのはどういうことなのか。

映画のシーンで、地元の狩人が一本の棒?で雪山斜面を滑ってくる場面があり、
美しいなぁ~と思っていたら、メイキングでは山岳スタッフとして参加している
プロの山岳ガイドが演じていたことが分かり、なるほどなぁ~と思ったり。

映画を観て、メイキングを観て、また映画をと何度も観たいと思う作品です。